本尊:観世音菩薩
所依経典:妙法蓮華経観世菩薩普門品第二十五、般若心経、延命十句観音経
宗教法人観音御光之会は観世音菩薩を本尊として、観世音菩薩の救済の教義をひろめ、
所依の儀式及び行事を執行し、信者を教化育成し、衆庶をして安心立命を得せしめることを目的とし、
その目的を達成するために必要な宗教活動をおこなう。
観音経(妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五)に念念勿生疑(ねんねんもっしょうぎ)という
お言葉があります。
これは疑う事なく一心に観音様にすがれば救われるというみ教えでございます。
聖観世音菩薩(しょう(せい)かんのんぼさつ)、千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)、
十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)、如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんおんぼさつ)、
准胝観音菩薩(じゅんていかんのんぼさつ)、馬頭観音菩薩(ばとうかんのんぼさつ)
上記六観音に代表する観音様やご神仏様などに一心に心をゆだねています。
観世音菩薩は衆生のため、様々な御姿に変化され救ってくださいます。
近年の日本仏教では観音様は女性のように描かれていますが、仏教が出来た際は男性として描かれました。
よって観音様は性別がないとされています。
もとは悟りを開かれ、正法明如来(しょうぼうみょうにょらい)となられましたが、
衆生を救うため、衆生に近い観世音菩薩になられたといわれています。
十三仏
不動明王(ふどうみょうおう)、釈迦如来(しゃかにょらい)、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、
普賢菩薩(ふげんぼさつ)、地蔵菩薩(じぞうぼさつ)、弥勒菩薩(みろくぼさつ)、薬師如来(やくしにょらい)、
観音菩薩(かんのんぼさつ)、勢至菩薩(せいしぼさつ)、阿弥陀如来(あみだにょらい)、阿閦如来(あしゅくにょらい)、
大日如来(だいにちにょらい)、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
三十三観音(さんじゅうさんかんのん)とは、観音菩薩の三十三の姿(変化身)を指します。
観音菩薩は、慈悲と救済を象徴する菩薩であり、その姿は様々な形で現れるとされています。
これらの三十三の姿は、多くの困難や苦しみに対する救済のために変化する観音菩薩の姿を表しています。